この日の番組では、8月28日に表明された安倍首相の辞任について特集。番組内では、ラサールがツイッターに投稿した《望んでいたことだが、全く喜びも感慨もない。何とも言えぬ脱力感。記者会見はヌルく、まるで番記者と総理のお別れ会のよう。3年B組金八先生か》などという投稿が紹介された。
このつぶやきに対して金子氏は、「全くもって、政治家をやったことのないコメンテーターのコメントだと思います」とバッサリ。さらに「一度でも選挙に出て国家のために命を尽くそうと思いのある人間であったならば、健康を理由に辞めるということが、どんなにつらくて、悔しいことか。選挙に出て、総理になってから言ってもらいたいと思います」などと切り捨てた。
金子氏の発言にネット上からは、
《ほんとその通り。石井は、涼しい部屋からスマホに文句を打ち込むことしかできない男》
《仰る通りだと思う。石井氏の相手への敬意のない物言いは、非常に不快だった。政治家に限らずだが、まがりなりにも一国のリーダーだった方への発言とは思えない》
《考え方は自由ですが、ラサール石井さんの発信の仕方、言葉選びなどは、人としてどうなのかと思う場面が多いですね。敵対意識を持っていたとしても、初めに労いの言葉を添えても損はしないだろうに》
など、賛同の声が上がった。しかし一方で、
《これをいうと、なぜ首相になったことがない金子には発言権があるのかという矛盾に陥る》
《総理にならなければ総理を批判してはいけないなら、日本中の誰一人総理を批判できなくなります》
《なんでこういう人たちって、感情論に訴えかけた後に、こういう論理性と説得力を欠いた話に持っていくんだろう》
などといった反論の声も上がっている。
金子氏のコメントを受け、石井はツイッターを更新。《「『お疲れ様』『お大事に』は他の場でちゃんと言ってますよ」とした上で、「『総理になってから言ってもらいたい』そしたら日本で総理を批判できる人は20人弱ぐらいになりますが、それってもう『王制』では。てか金子さんもこれから野党党首を批判できなくなりますよ》
などと反論した。
どうやら金子氏の発言は、あまり的を射ていなかったようだ。