「杏と東出は連名で『今後は子供たちの親として成長し、協力し合う関係を築きたい』とコメントを出しましたが、杏は不倫が許せなくて離婚したのですから、東出に頼るつもりは一切ない。父親の渡辺謙とも良好な関係ではなく、育児をサポートしてくれそうな実母とも絶縁している。女優業を続けながらの育児は地獄ですよ」(ドラマ関係者)
杏の父親の渡辺は、約15年前に裁判の末、Yさんと離婚。その後、女優の南果歩と再婚したが、2018年に離婚している。
「杏は“俳優・渡辺謙”は尊敬していますが、父親としては認めていませんからね」(女性誌記者)
実母のYさんとは、渡辺以上に関係がこじれているという。杏は08年に現在所属している大手プロ『トップコート』に移籍。節税目的の個人事務所の社長にYさんを就任させたが、その後、Yさんが心酔する女性霊能者に、多額のコンサルタント料などを支払っていたことが発覚する。14年、杏は“個人事務所の退社、トップコートと直接契約する”ことをYさんに通達し、泥沼裁判に発展した。
「Yさん側は杏の移籍が無効だとして、15年に東京簡裁に調停申請したが、不調に終わった。そして17年、12億円の損害賠償請求訴訟を東京地裁に起こしたのです」(同・記者)
実母側から訴えられた杏は「自らの財産を奪う収奪者だ」とYさんを強烈に非難し、一歩も引かない姿勢を見せている。
「本来なら、Yさんは大黒柱である娘の子育てをサポートする立場なのですが、裁判で争うような母娘関係では、到底それを望めない。杏は両親の離婚がトラウマになっている上、夫である東出とは離婚。平凡で幸せな家庭を望んでいた杏にとっては、不運としか言いようがないですね」(知人の芸能関係者)
これ以上、杏に不幸が訪れないことを祈るばかりだ。