「彼女は今年3月、27年間所属したO社から独立。個人事務所を設立しています。その直後に発売された女性誌は、米倉はO社に不満があって独立。米倉自身も続編をヤル気がないという関係者のコメントを紹介。それで続編なしは定説化した経緯があります」(週刊誌記者)
『ドクターX』はO社が企画の権利を持っているとされる。米倉が続けたくてもO社の許可なければ制作はできないという。
「米倉が円満に辞めたという話は聞きません。米倉は現社長A氏と不仲で、次期社長が決まっている会長K氏の娘婿B氏とは、もっと仲が悪いとのウワサ。A氏、B氏が米倉の継続を歓迎しているとは思えないのです」(同・記者)
だが、ここにきて意外な情報も明らかになってきた。『ドクターX』のスピンオフ版『ドクターY〜外科医・加地秀樹〜』が今秋、2時間のスペシャルドラマとして放映が決定。ドラマは勝村政信主演だが、これに米倉も参加することが発表され、少々風向きが変わってきた。
「ドクターYもO社が企画の権利を持っています。ということはO社がドクターXの継続を認めたようにも見えます。米倉の育ての親といえる会長のK氏は健在。会長の鶴の一声で決まるところもあるでしょう」(女性誌編集者)
『ドクターX』は2012年のスタート。毎年もしくは隔年で、昨年末までで第6シリーズまで放映。平均視聴率20%超えは当たり前で、「国民的ドラマ」と呼ばれるほど。
「昨年の第6期は平均視聴率18.5%と、同ドラマとしては不振。米倉としても、何とか20%を超えて終わりたいようです。今年はドクターYとコロナ禍で第7シリーズは作られず、来年の秋から年またぎの15話以上の放送。もしくはテレ朝のドル箱『相棒』と同じ半年もので“ドクターXスペシャル”の構想もあるようです」(同・編集者)
しかし、これも決定とはいえないようだ。
「実権のA氏、B氏と折り合えるかです。ドクターYは単発だから、K会長の範疇で決まっただけ。連続ドラマとなるとA氏、B氏との和解が必要。米倉はまだ和解していないそうです」(女性誌記者)
半沢直樹も面白いが、やっぱり大門未知子を見たい。