「まだ議員になる気持ちを諦めていないようです。もともと政治家になる希望など、どれほど持っているのか疑問。参院選だって立候補締め切りの1カ月前に急きょ決まったという“間に合わせ候補”。批判も多く、落ちるべくして落ちた人」(朝刊紙記者)
街頭演説などもそれほど多く行わず、有権者に寄り添っているとは言い難い態度もヒンシュクを買った。
「掲げた政治理念は、子育てをしながら女性が安心して働ける社会。これは元『SPEED』の今井絵理子参院議員も言っていること。耳障りはいいテーマですが、具体性はなく、取って付けた感がアリアリでした」(同・記者)
それにしても、なぜ市井は立候補したのだろうか。
「再婚で4人の子持ち。となれば、おそらく生活は楽ではない。立憲に参院選出馬を希望したところ、快諾されたそうです。今井議員を見て、『私でもなれる』と思ったみたいですよ。市井は音楽活動もしていますが、当然、売れていない。ファッションのつもりなのでしょうが、タトゥーを入れていることが話題になったくらいでしたね」(同)
落選でサッサと議員志望を諦めたといわれていたが、どうもそうでないようだ。
「7月に行われた立憲の政治塾に、唐突に参加してきた。どうも“棚ボタ”に望みを懸けているようなのです」(芸能ライター)
実は立憲の比例区最下位当選は、格闘家の須藤元気議員。須藤議員は、7月の都知事選でれいわの山本太郎氏を応援。立憲は弁護士の宇都宮健児氏の支持だっただけに大問題となった。
「党の支持と違うのですから、議員辞職もの。須藤議員は立憲に離党届を提出しましたが、先送り状態に。議員辞職を要請されているといいますが、辞職なら市井が繰り上げ当選となる。仮に市井が議員になったら、本当に政治危機。須藤議員に辞めないでほしいという声が続出しています」(同・ライター)
何はともあれ、もしも繰り上げ当選したあかつきには、ぜひとも国民のためになるような政治活動をしてほしいものだ。