「石原が主演ということ、薬剤師にスポットを当てた日本初のドラマということで、まず石原主演だけを発表。2月より大宣伝を繰り広げました。その話題性は石原の異色ドラマということで抜群でした。しかし、コロナ禍で撮影が進まず、放送開始が延びに延びた。運もなかったですね」(テレビ雑誌編集者)
間が空いてしまったことで期待値が下がったわけでもないが、プラスに作用することもなかった。
「宣伝でワッと盛り上げたところで、4月は無理でも5月とか6月に放送開始できれば、まだよかった。2月、3月の前宣伝にお金を使い果たしたのか、忘れ去られたころにスタート。むしろ思い切って10月の方がマシだったかもしれません」(同・編集者)
石原は葵みどり役。萬津総合病院の薬剤部に勤務する、いわゆる“院内薬剤師”だ。キャリア8年目で、薬剤師としては1人前。他に主要キャストは売れっ子の田中圭。石原と息が合う薬剤部副部長・瀬野章吾役で活躍する。そこに新人薬剤師である相原くるみ(西野七瀬)が登場。医師は無理だが薬剤師ならこなせるという、安易な理由で入社(局)する。
「くるみは仕事にも緩慢。みどりが一生懸命働く姿を、ただ見ているだけ。くるみは、時として自己主張だけで医師とぶつかり合うこともある。典型的な勝手OL薬剤師という感じ」(芸能ライター)
それにしても、ドラマでの実績がほぼない七瀬の起用理由は何だったのか。
「本邦初とはいえ動きのない院内薬剤師にスポットを当てたドラマですから、当初は石原の入浴シーンなどを売り物にするのではともウワサされました。そこで七瀬ですね。石原に次ぐヒロインでありながら、今のところ存在感ゼロ。今後も視聴率が振るわないなら、七瀬をエロ要員にして艶シーンをふんだんに盛り込む可能性があります。七瀬はバストサイズ77センチのAカップ級という、今はやりの美微乳。マニアの期待を集めれば、毎回の二桁もイケると思います」(前出のテレビ雑誌)
七瀬は“かませ犬”なのか…。