「まさに逆ギレ…。その言葉がふさわしい番組終了でした。梶原を罵倒した一件を受けて、テレビ局サイドが上沼に意見したところ、怒って番組を降りたのです。通常ならば番組改編期の9月いっぱいとなるところですが、上沼は即時降板を宣言しました。そのせいでテロップを流すだけという、長寿番組に全くふさわしくない最終回になってしまいました」(在阪テレビ局関係者)
抜群のトーク力は芸能界でもリスペクトされていた。引退した島田紳助や『ダウンタウン』松本人志らがその代表格で、だからこそ『M-1』審査員に起用されていた。2018年の決勝大会後には、『とろサーモン』の久保田かずのぶと『スーパーマラドーナ』の武智が酔って暴言を吐いた騒動があり、松本らが謝罪した。
「逆にあの騒動があったことで、上沼の持つ力の大きさがあらためて全国に知らしめられたのです」(同・関係者)
翌年も審査員席に座り、前年の騒動をネタにして笑いに変えたのはさすがの一言。当然、今年も出るかと思われていたが、ここにきて急に雲行きが怪しくなってきた。
「新型コロナウイルスの影響で、さまざまなことが大きく変化した。上沼も精神的にかなり参っている。前以上に感情の起伏が大きくなっており、執拗に梶原を罵倒したのもその影響だろう。えみちゃんねるも終わったことで、引退説まで飛び出しており、M-1の話も受けないんじゃないかといわれている。またいろいろと批判されたら、それこそ耐えられないだろう」(お笑い関係者)
上沼自身もラジオ番組でコロナ鬱っぽいと告白している。現在はすべてに嫌気が差している状態であり、引退説も決してない話ではない。
果たして…。