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あっさり結末を迎えた大手芸能プロを震撼させたホモ・セクハラ事件

 先月、ニュースサイト「文春オンライン」が大手芸能プロダクション「ワタナベエンターテインメント」の元役員・X氏(記事では実名)が、自身がプロデュースした若手男性アイドルグループのメンバーに対し、約1年間にわたって、卑劣極まりないわいせつ行為や肉体関係を含むホモセクハラ及んでいたことが報じた。

 その後、同社はX氏を役員から解任し、停職処分としていたが、あっさりと結末を迎えていたというのだ。

「先ごろ、X氏が自ら依願退職を申し出たという。それなりに“功績”があるだけに社長は引き留めたようだが、X氏は実名報道されたことで憔悴しきっていたようで退社の決意は揺らがず。今後、芸能界の仕事に関わらないことを約束したようだ。もともとは、事務所の広報も仕切っていたが、早くも後任の社員が就任したようだ」(芸能プロ関係者)

 しかし、X氏が退社したことで、これまで恩恵を受けていたタレントたちの今後が危惧されているといのだ。

「X氏のおかげで、志尊淳、山田裕貴、瀬戸康史らがブレイク。しかし、今後、X氏のプッシュがなくなってしまうと、以前よりも仕事が減ってしまうことになりそう。となると、各自自分の“武器”を磨いて各方面にアピールするしかない」(テレビ局関係者)

 タレントたちの売り方が、平等な完全実力主義に移行しそうだ。

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