「このドラマは、浜崎役で主演した歌手・安斉かれんを大々的に売り出す目的がありました。ところが、松浦氏役の秘書・礼香を演じた田中みな実の怪演に、完全に食われてしまったのです」(芸能記者)
せっかくのチャンスをモノにできなかった安斉は、さぞ落ち込んでいるかと思いきや…。
「新型コロナの影響で撮影が中断。自粛期間中は、歌や芝居に磨きをかける絶好のチャンスだったはずですが、安斉は任天堂のゲーム『あつまれ どうぶつの森』をやり込んでいたそうです」(テレビ朝日関係者)
安斉は、令和元年の初日に浜崎と同じエイベックスからデビュー。かつてのギャルブームを復活させるべく、デビュー時の浜崎のメークやファッション、髪形などを意識して同じ路線で売り出し、未来の歌姫の座を狙うはずだった。
「浜崎の時代のように宣伝費が潤沢にあるわけではないので、デビューから1年以上が経っても知名度がさっぱり上がらなかった。『M』でもブレークしきれなかった安斉に、次のチャンスはないでしょう」(同・関係者)
7月22日には、ドラマ出演後、初のシングルとなる『僕らは強くなれる。』を発売したが、こちらも迷走しまくっている。
「新曲は、安斉が音楽の道を志すきっかけとなった学生時代の吹奏楽部での経験を描いた、爽やかな応援ソング。ところが、ミュージックビデオでは相変わらずギャル風のビジュアルで、全く曲のテイストと合っていないのです」(大手レコード会社関係者)
7日に放送された『夏の超特大さんま御殿!』(日本テレビ系)では、司会の明石家さんまに、ぶっちゃけトークを炸裂させた。
「浜崎の路線なら、ミステリアスな雰囲気が重要。完全に売り出し方を間違ってますね」(同・関係者)
みな実のセリフではないが、売れなかったらスタッフ全員「許さな〜い」!?