起業を目指す若者を応援したり、また、スポーツや音楽、ゲームなどのエンターテインメントを通じて若者の未来を応援したりする同基金。ポンと1億円を寄付した三崎氏は、「(コロナ禍などで)先行き暗い日本の未来を、若者へ明るい未来を届けたい。(私は)18歳で起業し、波乱万丈の人生で、良いことも悪いことも経験した。挫折のたびに多くの方の励ましなど、ありがたい言葉をもらった。今度は僕の番。この基金を通じて若者のたくさんのチャレンジを応援したい」などとあいさつした。
テリーとのトークショーでは、こんなやり取りも。
「三崎さんって以前、不祥事があったでしょ。テレビですっからかんになってラーメン屋さんで働いているって聞いていたので、1億円。微妙に怪しいのか? 皆さんも疑問もあると思う」
そうテリーから聞かれると、三崎氏は、
「昨年5月ごろに出て、そのときは大変でした。でもそのときに投資家としていろいろな若者に投資し若者に教えていたんです。その会社が目が出て大きくなっていった。出資した会社が大きくなって助けられました。今回は支援なので出資ではない。そのときに助けられたので」
と答えた。
あらためて三崎氏は、新しいことへチャレンジする若者に向けてメッセージ。
「僕はゆとり世代といわれていたけど、今の若者は元気がない。何となくで生きている気がする。努力を忘れちゃいけない。貴重な時間だと気が付いてほしい」
するとテリーは、
「人に投資するって本当にいいことだと思う。人を育てるのは大切なこと。有意義だと思う。三崎さん知らないんだけど『青汁王子』といわれているとき、センスがあると注目していた。倒れた後に立ち上がるファイティング。応援したい」
とエールを送っていた。