「日テレとしては、2007年2月の番組立ち上げ当初から出演していた手越を失うのは大損失です。それでなくても、同時間帯放送の『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)に視聴率で負けている。当然、ポスト手越は、人気と実力を兼ね備えたジャニーズの若手タレントを指名したそうです」(芸能プロ関係者)
日テレサイドがリクエストしているのが、6月27日から計10回の放送が予定されているドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』でダブル主演を務める『Sexy Zone』中島健人(26)と『King&Prince』平野紫耀(23)の2人。ところが、ジャニーズ事務所からは、早々にレギュラーNGの通達が届いたという。
「スケジュール多忙を理由に、ロケやスタジオ収録に参加できないというんです。日テレサイドは“中島と平野を交代でもいいから…”と粘り強く交渉したが、けんもほろろ、相手にされなかったそうです」(テレビ番組制作会社幹部)
そして、ジャニーズサイドが代案として出してきたのが、『NEWS』のメンバー。2018年6月に未成年との飲酒事件が発覚し『news every.』を降板した小山慶一郎(36)と、今年、自身の短編小説『染色』を舞台化し、脚本家デビューする加藤シゲアキ(32)の2人を猛プッシュしてきたようだ。
「増田貴久(33)は今年1月から『ぐるぐるナインティナイン』の人気コーナー“ゴチになります”のメンバーに抜擢されているから、さすがに名前はなかった。ジャニーズがプッシュする2人なら、ギャラは1本40万円〜と破格な金額を提示してきたそうです。これまで手越に1本あたり120万円〜を払っているので、かなりリーズナブルな金額です。とにかく必死な感じを受けました」(制作関係者)
もちろん、『〜イッテQ』は『ポツンと一軒家』に視聴率で抜かれたため、ある意味、崖っぷち状態にある。番組の勢いを取り戻したい日テレとしてはジャニーズのキャスティング案を蹴ってしまったという。
「さすがに日テレも今回は強気に出ている。ジャニーズだからと言って、プロデュースが難しいタレントを押し付けられたら、人気番組でも終わってしまいますからね」(編成関係者)
果たして、『〜イッテQ』のポスト手越はどんな決着を見るのか。