菊池は同日、個人事務所『ヴァイサイト』の公式ウェブサイトを開設。《株式会社パーフィットプロダクションで長くお世話になって参りましたが、本日より芸能活動等を自らが持つ会社で行っていくことになりました。パーフィットプロダクションの岩崎加允美社長には温かく送り出していただきましたことを深く感謝し、皆様に御報告申し上げます》とあいさつした。
「菊池は現在、NHK連続テレビ小説『エール』に出演中ですが、9月に終了する予定となっています。10月には安倍首相が衆議院を解散し、総選挙に打って出るのではないかと囁かれているだけに、一部の関係者からは『いよいよ出馬準備に入ったのでは?』との憶測が流れています。今年1月には、東京都知事選に出馬するのではないかとのウワサもありましたが、自身のラジオ番組で「本、当、に、迷惑です! 報道のせいで仕事が入ってこなくなってしまう」と全力否定しました。さすがに菊池の知名度を持ってしても、いきなり都知事選で当選するのは難しいことを本人も分かっていたと思います。しかし、衆議院選であれば、自民党の公認が取れれば当選の可能性は極めて高いと思いますよ」(政治ジャーナリスト)
菊池は昨年11月に経済産業省政策局長の新原浩朗氏と再婚。夫の新原氏は政界との関わりも深く、菊池が立候補すれば全力でサポートすることになるだろう。現在、自民党には三原じゅん子、丸川珠代、今井絵理子などの芸能界出身の女性議員がいるが、知名度、親近感どれを取っても菊池が一番と言っていい。出馬すれば大きな話題になることは間違いない。
菊池は23日、公式サイトであらためて「100%ございません」と政界転身を否定してみせたが、独立の際、「人生の後半戦を、自身の個性と向き合うため真摯に頑張りたいと自身を鼓舞しております」とコメントしていることから、芸能活動以外にも活躍の場を広げようとしているのは明らか。
「共同通信社が20、21日に実施した全国電話世論調査によると、安倍内閣の支持率は36.7%、不支持率は49.7%と惨憺たる状態。80年代のトップアイドルが出馬となれば、支持率アップの特効薬になるのは間違いないだけに、本人が否定してもアタックされるのは当然でしょう」(夕刊紙記者)
出馬において“100%否定”が信じられないのは歴史が証明している。果たしてどうなるか…。