「YouTubeで成功してもらい、フジテレビからはさっさと撤退してもらおうという算段ですよ」(テレビ雑誌編集者)
テレビ界において、石橋貴明のネームバリューは確実に衰えている。石橋は2018年に始まったピンの番組『石橋貴明のたいむとんねる』(フジテレビ系)の視聴率が振るわず、あの手この手を尽くしたが2年で終了。その後『石橋、薪を焚べる』(同系)がスタートしたが、関東ローカルで深夜枠と“都落ち”感はハンパない。
「本来ならば『たいむとんねる』打ち切りと同時におしまいだったのだが、フジサンケイグループの日枝代表との関係からレギュラー番組を持たせてもらっている形。それももはや、限界に近づいている。局内からは『貴さん、ユーチューバーとして頑張ってくれ!』というエールが多数。裏を返せば、フジとの関係を終わらせてほしいということ。
YouTubeで成功したら、深夜枠のレギュラーはあっさり辞めてくれるだろうから。今のままではお互いに不満を抱えたままで、良い結末を迎えられそうにないですからね」(フジテレビ関係者)
『貴ちゃんねるず』を開設した石橋は6月19日、《石橋貴明、58歳。YouTube、はじめるでしょ》のタイトルで動画を初めて配信。「(登録者数)1万人目指してやりますか!」と謙遜したが、早くも20万人超えで、動画再生回数も120万回を超えた。最近の石橋のウケが悪いことから、下馬評だと成功しないに投票する人の方が多かったが、これは好スタートと言っていいだろう。
「バラエティー的なものだけではなく、大好きな野球に特化した動画を積極的に作る意向。それでなくてもプロ野球界に幅広い人脈を持っているだけに、大物ゲストも登場するだろう。野球ファンをも取り込んで、予想以上に人気が出そうな気配だ」(芸能関係者)
石橋の大逆襲が始まった。