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阪神・藤浪晋太郎が事実上の無期限二軍で「制裁トレード」へ

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提供:週刊実話

 人間、何をやってもうまく行かないときは、誰にでもある。まさに今、そんな“ドツボ”にはまっているのが、阪神の藤浪晋太郎(26)だ。

 藤浪は今年3月27日、新型コロナウイルスの陽性反応が検出されて入院。全国的に行動自粛が求められていた中で、合コンに行って罹患し、猛烈なバッシングを受けた。

 そんな藤浪が「無期限の二軍降格」を通達されたのは5月28日。この日、藤浪は練習に遅刻し、矢野燿大監督(51)の逆鱗に触れた。同日の練習参加も許されず、翌日から懲罰として二軍で調整を命じられていたが、立場をさらに悪くさせるアクシデントにも見舞われた。

「6月3日のソフトバンクとの二軍戦に登板した藤浪でしたが、2イニング目に突然、球速が落ち、3イニング目には心配した二軍投手コーチや捕手がマウンドに行って様子をうかがうほどでした」(在阪記者)

 検査の結果は、軽度の右胸筋挫傷。これで、再起のチャンスを生かしきれないどころか、さらに立場を悪くしてしまった。

「試合後、平田勝男二軍監督に聞くと、『そりゃ心配だよ!』と藤浪の故障を気づかう言葉を発したものの、怒っていました。メディアにではなく、藤浪にでしょう。しばらくは懲罰的な意味で投げさせない予定でしたが、『腐らせたらダメ』と平田二軍監督は温情をかけたのに…」(関係者)

 故障の陰には、焦りの気持ちもあっただろう。だが、これまで藤浪をかばってきた人たちも態度を変えつつあるという。

「すべて空回りですよね。環境を変えるべきトレードの話は『出ては消えて』を繰り返していました」(同)

 藤浪のしくじりに対し、こんな意見も聞かれた。「一歩間違えたら、チームは崩壊する」と――。

「ひと昔前、球界には罰金制度がありました。支払う時は周囲に冷やかされるが、それでおしまいでした。でも、球界に賭博疑惑が起き、『罰金制もよろしくない』と指摘され、なくなりました。野球で失態を取り返すという抽象的な措置に変わり、そのため、1回のミスを永遠に引きずるような環境に変わってしまいました」(球界関係者)

 今後、たとえ先発ローテーションに復帰したとしても、今回のミスを永遠に指摘され続けるのだ。

「今後の処遇、再生法を巡って意見が分かれています。その議論が感情論になりかけているので、チームがバラバラにならなければいいのですが」(同)

 ミスを取り返すと口で言うのは簡単だ。自分を変える手っ取り早い手段が“トレード”である。

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