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背に腹は代えられない『嵐』活動延期説の裏事情

「嵐の活動休止が延期になるかもしれない。その可能性は80%以上!」

 現在、ネットや熱狂的な嵐ファンの間で、こんな噂話がひとり歩きしている。

「すべては、終息しないコロナ禍の影響です」と語るのはレコード会社幹部。いまだ沈静化しない新型コロナの感染拡大を受けて、嵐が所属するジャニーズ事務所は、当初発表していた活動休止について、本格的な再検討を始めたというのだ。

「すでにジャニーズは、4月に予定していた中国・北京公演を中止。5月に催されるはずだった東京・国立競技場のコンサートも見送りました。そして現在、9月から予定されている“ファイナル・サンクス・ツアー”も中止に向けて動き出しています」(芸能記者)

 だが、これはジャニーズ事務所にとって、始まりにすぎないという。

「おそらく、ワクチンが開発されない限り、年内のコンサートはすべて中止が見込まれている。いったんは緊急事態宣言を解除したが、第2波が押し寄せることは確実な状況です」(事情通)

 ちなみにジャニーズ事務所は、一連の嵐ファイナルコンサート・ツアーで数百億円の売り上げを見込んでいたという。

「コンサートチケットやグッズ、さらにNetflix限定で配信するライブビューイングなどの収益を合わせると、ものすごい額になるんです。嵐の活動休止期限は今年の12月31日。このままだと、完全に赤字です」(芸能関係者)

 背に腹は代えられぬジャニーズ事務所。ここで前代未聞の荒業を繰り出すというのだ。

「ファンのため、という理由で活動休止を半年間延長するんです。ここだけの話、閉店商法ならぬ、引退延期商法で儲けておかないと、今後のジャニーズ事務所の運営に響いてしまうからです」(芸能プロ関係者)

 ただし、問題も…。

「活動休止を言い出した大野君が納得してくれるのか? それが一番のハードルです」(芸能プロ関係者)

 半年間の延期で回収できるか、そこも問題だが…。

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