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まだまだ被害者がいる大手芸能プロ役員のホモセクハラ問題

 11日にニュースサイト「文春オンライン」で大手芸能プロダクション「株式会社ワタナベエンターテインメント」の役員・X氏(記事では実名)が、自身がプロデュースした若手男性アイドルグループのメンバーに対し、約1年間にわたって、卑劣極まりないわいせつ行為や肉体関係を含むホモセクハラ及んでいたことが報じられたが、同日付で同社はX氏を役員から解任し、停職処分としたことを同サイトが報じた。

 同サイトによると、同日。同社社長・渡辺ミキ氏は同社ホームページで関係各所やファンに向けた謝罪文を掲載。それに先駆けて同日、全社員向けに社長名でメールを配信。

 そのメールでX氏の処分にも言及し、「本日役員の職を解き停職処分とし、一切の業務から外し、調査委員会の結果を以って改めて正式な処分を下す所存です」と報告したというのだ。

「X氏はミキ社長の“懐刀”と言われたほどの存在だけに、クビにはならないだろう。しかし、あまりにも卑劣な蛮行を暴露されてしまっただけに、かなり厳重な処分を下されることになりそうだ」(芸能プロ関係者)

 記事ではX氏と被害者のLINEのやりとりの写真を掲載。X氏は直接LINEしている所属タレントとして俳優の志尊淳(25)と山田裕貴(29)の名前をあげたというだけに、志尊と山田もX氏の被害者である可能性が浮上しているが、まだまだ被害者がいそうだというのだ。

「X氏が猛プッシュしていたタレントたちは“グレーゾーン”でしょう。最近の売れっ子だと、俳優の瀬戸康史あたりが被害にあっているかもしれません。何人か退社した将来有望だったタレントがいますが、おそらく、X氏の要求を受け入れなかったのでは」(芸能記者)

 同社はすでに調査委員会を設置したというだけに、徹底的な事実の解明が求められる。

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