「女優の水野はバラエティー番組のMC初挑戦。モデル出身の池田も同様です。だが、1クールで番組が打ち切られたら評価はマイナスです。最悪、タレント生命にも大きな影響を与え兼ねない」(放送作家)
番組開始早々、打ち切り説が浮上する同番組はGP帯にとってあり得ない低視聴率なのだ。
「4月15日の初回SPが6.5%、2回目5%、3回目5.2%、4回目5.8%…。いくら視聴率の取れないフジテレビでも、これはヤバすぎる。テレ朝で午後に再放送されている『相棒』や『科捜研の女』の方が視聴率が高いんですから。スポンサーもサジを投げています」(番組制作スタッフ)
視聴率が取れない原因は至極明快。
「コロナ禍で不安になっているときに、占い番組はあるい意味、禁じ手なんです。占いでどうにかなるんだったら現状を変えて欲しい。それより視聴者はいつコロナが終息するのかを占え、というのが本音ですよ。この時期に絶対に手を出してはいけないコンテンツなんです。理解に苦しみますね」(他局編成マン)
この低視聴率にもかかわらず、MC陣に対する高額なギャラもネックの1つ。
「メインの沢村一樹が推定200万円、水野が120万円、池田が60万円。ギャラが高いのにはわけがある。こうしたスピリチュアル物は色が付くため芸能人は敬遠する。高額なギャラで釣らないと出演してくれないんですよ」(業界事情通)
いずれにせよ、番組が早々に打ち切りになった場合、ダメージを被るのは初司会を務めた水野と池田だ。
「沢村は役者としても別格です。だが、水野と池田は他局のキャスティング会議で『突然ですが占ってもいいですか?』で数字が取れなかった烙印を押されてしまう。結果、声が掛からなくなるんです」(同)