各紙によると、遠藤社長は「番組制作の私共がもっと細かく、継続的に、彼女の気持ちに寄り添うことができなかったのだろうかと慚愧(ざんき)の念に堪えません」などとコメント。
遠藤社長のコメントでは、今後は十分な検証を行っていくことも明言。同局の企業広報室によると検証は、出演者・関係者への聞き取り、制作資料や素材VTRの確認、SNSの反応の調査など、事実関係を精査していくというのだ。
「台本や演出がないとうたっていた同番組だが、出演者のひとりである新野俊幸氏は自身のツイッターで『俺は何も指示されてないよ、忖度なしで。編集にはムカついてたけどな』と制作側の意図的な編集を示唆していた」(テレビ局関係者)
もともと、同番組の企画を立ち上げたのは番組制作会社「イースト・エンタテインメント」の執行役員を務める40代半ばの女性執行役員だが、17年のあるインタビューの発言が今にして思えば意味深だったという。
「テラハについて聞かれ、『台本を作ってその通りやってもらうよりも、そこで起こったことを撮影して、編集で作りこむほうが好みなんだと思います。出演者の方の能力に最大限、乗っかる…といいますか』と発言。木村さんがネットで誹謗中傷を受けたのは、番組側の過剰なキャラ設定が原因で、それは編集によるもの。今後、徹底的に追及されそうだ」(芸能記者)
木村さんの命を奪った“罪”は重い。