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『24時間テレビ』今年もヤル気満々!? 恒例企画は“3密”ばかりだが…

 日本テレビの夏の大イベント『24時間テレビ 愛は地球を救う』は、今年も放送される予定だという。番組は例年8月末の土日に放送されているが、今年は1カ月後ろ倒しし、9月に放送されるのではないかとみられている。

「来年の東京五輪すら危ぶまれているのに、日本テレビは一度だって中止検討の姿勢を見せていません。しかも5月28日、局の広報部は『内容を工夫して放送予定』と発表しています。高校野球の春、夏中止を考えれば、ほぼ暴挙でしょう」(テレビ雑誌編集者)

 局はそもそも、やめる気などなかったようだ。3月の定例会見で小杉善信社長は「全然やる予定です。やらないといけないというわれわれの使命感を持っていますので」と明言。

「ジャニーズ事務所とファンへの使命感は間違いなくあるでしょう。毎年ジャニーズを重用し、ギャラが派生する。それで募金を募るというのは、間接的でもジャニーズに募金が回っていることになる。こんなおかしなチャリティー番組はありません」(同・編集者)

 加えて名物のマラソンも怪しさマン載。毎回番組終了前後にゴールすることがお決まり。高齢タレントが走ったときは5000万円、若手お笑いタレントでも500万円のギャラが出たとされる。さらに、
「やたらハンディキャップのある人たちを登場させて物語を作ろうとする。マラソンと合わせて不快感を覚える視聴者は多い。結局、内容がウサンくさくてもCMが入りさえすればいい。募金なんて建て前」(週刊誌記者)

 平均視聴率は過去5年を見ても15〜18%で推移。安定的な“24時間ファン”がついているわけだ。しかも、今年のマラソンは3月までジャニーズに所属し、円満独立した中居正広が出るとのウワサもある。

「中居はなぜか匿名寄付が報道されるし、被災地での極秘炊き出しがテレビに撮られるなど“善人ぶり”が上手。まさに適役と言えるでしょう。ただ、マラソンは沿道に人が集まるし、他にも子供たちを集めて記録に挑戦する企画、恒例の特別ドラマもある。売り物はどれも3密ばかりで、危険度が高い気がしますね」(エンタメ誌記者)

 ヘタすれば“クラスター番組”になりかねない…。

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