「テレ朝内では、コロナ以上に米倉の動向が注目されている。局で働く関係者を対象に、米倉のキャスティングに成功した場合、所属や肩書を問わず500万円の報奨金が出るというんです。事実なら、この時期に豪気な話ですよ」(事情通)
テレ朝サイドがここまで必死になるのも理由がある。ドル箱コンテンツといっても過言ではないドラマ『ドクターX』の続編出演を、頑なに拒絶しているからだ。
「今年度10月期には、第7シリーズがラインナップされていたんです。既にスポンサーに向けても情報開示がなされていた。だが、当の米倉が駄々をこね、テレ朝の会長が説得してもダメだったという噂です。どうやら、先頃、退社を表明したオスカープロモーションとトラブルがあったようです。双方は円満退社を主張しているが、怪しいですよ」(同)
そうした大混乱期の中、上層部を喜ばせる情報がもたらされたという。米倉が、2014年に放送されたドラマスペシャル『家政婦は見た!』の続編企画に興味を示しているというのだ。
「過去に米倉が出演したドラマシリーズの中で、唯一、オスカーの影響力を受けない企画だからです。本作は、今は亡き名優の市原悦子さんが土曜ワイド劇場で演じ、大ブームとなった。米倉は一から、この企画に取り組もうとしています」(テレ朝関係者)
ちなみに、近々、個人事務所を立ち上げる予定の米倉サイドから、意外な提案がもたらされたという。
「ギャラは『ドクターX』の半額でいいと言うんです。まあ、元の事務所にそれだけ搾取されていたということなんでしょうが。ウチは米倉が受けてくれさえすればいいんです」(制作幹部)
果たして、ポスト『ドクターX』となるか?