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日本テレビが社運を賭ける『24時間テレビ』放送への使命感

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提供:週刊実話

「批判やバッシングは想定内だ」と証言するのは、某日本テレビ関係者。

 新型コロナの猛威に対し、番組放送の可能性を真剣に模索し始めたのが日本テレビだ。現在、報道&情報番組以外、新規のドラマやバラエティー番組の収録をすべて中止にしている中、今年で43回目となる『24時間テレビ』の放送については、ギリギリまで放送する方向で局内の意見を統一したというのだ。

「東京五輪開催を視野に、両国国技館で8月29・30日の両日で放送を予定していたんです。だが、コロナの影響で五輪が延期になってしまった。とりあえず、緊急事態宣言の行方を見守りながら方針を決めていく。いずれにせよ、現在決まっているのはスタッフや出演者の安全を確保すること。放送日時はフレキシブルに対応すること、この2点です」(事情通)

 ちなみに、今回の番組MCはジャニーズ事務所全面協力のもと、『嵐』の5人がメインパーソナリティーを務めるという。

 その一方で、スポンサーを一切、集めず、すべて自局の予算を投入して制作する試みが検討されている。

「通常、『24時間テレビ』の制作費は100億円。これらを、すべて日テレが拠出する予定です」(同)

 ここまでして、日テレが『24時間テレビ』にこだわる理由だが、
「そもそも『24時間テレビ』が初めて放送された時のコンセプトは、“愛は地球を救う”だった。今回のテーマも、この基本精神に戻るべく、『愛は地球を救う』を全面に打ち出すことに内定した。今こそ日テレが民放局を代表して、テレビにできることを実践しようというんです。ここだけの話、時間を区切って、民放局すべてが『24時間テレビ』を放送するプランまで検討されています」(民放プロデューサー)

 果たして、日テレの愛は国民に通じるだろうか?

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