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プロ野球リーグ戦の奇想天外な開催案!? 沖縄&宮崎に全球団終結か

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提供:週刊実話

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で公式戦の開幕延期が続き、4月17日には今季のセ・パ交流戦中止を発表した日本野球機構(NPB)。苦しい状況が続く中、何とかリーグ戦を開幕するために考え出されたのが、9月に沖縄と宮崎にそれぞれ6球団ずつを集めて無観客でリーグ戦を開催するという奇想天外な案である。

 モデルは、アメリカのメジャーリーグが目指している「アリゾナプラン」だ。アリゾナはメジャーの2大キャンプ地の1つで、メジャー仕様の球場が10カ所ある。その上、ウイルス感染者が比較的少なく、各球場間の移動も容易なので感染リスクが少ない。試合はすべて無観客のため、テレビやパソコンでのみ視聴可能になるという、今季限りの苦肉のプランだ。

 一方、日本のプロ野球も、キャンプ地はすべて沖縄と宮崎にある。沖縄はDeNA、阪神、中日、ヤクルト、楽天、ロッテ、日本ハムの7球団。宮崎には西武、ソフトバンク、オリックスの3球団。巨人と広島は、両方でキャンプを行っている。

 単純に編成すれば宮崎に5球団、沖縄に7球団といういびつな編成となるが、ロッテは2016年までは鹿児島をキャンプ地としており、その関係性を考慮して隣県の宮崎組に移れば、帳尻が合う計算だ。

「選手にとって一番困るのは、シーズンの全面中止。夏の沖縄の暑さは厳しいが、それを乗り越えてもらうしかない。どのような形であれ、開幕しないことには“おまんま”の食い上げになり、選手会も反対できない」(スポーツ紙記者)

 収入源はスポーツ専門の動画配信サービス『DAZN(ダゾーン)』などのテレビ中継に頼ることになるが、その延長線には転んでもただでは起きない商魂が透けて見える。これを足がかりに「プロ野球くじ(=toto野球版)」実施に踏み込もうという魂胆があるという。

「totoはもともと、配当は半分で、残り半分がスポーツ振興を含めた寄付に当てられる。今回の新型コロナの影響で、野球はアマチュアを含め、壊滅的な財政状況にある。破綻を余儀なくされる球団も出てくるだろう」(同・記者)

「野球復興」という大義名分で「プロ野球toto」が導入される日も近い?

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