「『たいむとんねる』は2018年3月に幕を閉じた『とんねるずのみなさんのおかげでした』のバーター番組としてスタートしました。番組当初は“大人のノスタルジー”をコンセプトにバブル期の流行などを取り上げたものの、肝心の視聴率は1〜2%台と最悪。それでもフジは隆盛期を支えた功労者として石橋を優遇し、ギャラも『みなさんのおかげ』の1本500万円には遠くおよばないものの、100万円を支払っていたそうです。この金額は23時台にしたら超破格で、本来なら30万円がいいところ。制作費も1本600万円で作るところを、最終的には倍近くになっていました」(業界事情通)
そんな石橋の番組の打ち切りを指示したのは、同局の遠藤龍之介社長だったという。
「遠藤社長は、視聴率が取れない番組に対して制作費の精査を現場に命じました。さらに、獲得する視聴率と制作費を比較し、コスパの悪い番組を一斉に洗い出した。最初に俎上に載ったのが『たいむとんねる』だったそうです。」(テレビ関係者)
関係者から番組終了の意向を聞かされた石橋は、慌ててギャラの引き下げを申し出たという。
「制作サイドと石橋の間で、かなり揉めたといいます。結果、一度は“地上波完全消滅”が現実味を帯びたものの、4月から新たに『石橋、薪を焚べる』という番組をスタートさせることが決まりました。しかし、『たいむとんねる』よりも随分と遅い深夜0時25分からの番組ですし、内容も似たようなもの。石橋がいくらギャラで譲歩したとしても、先行きは推して知るべしでしょうね」(芸能プロ関係者)
もしもこの新番組も失った場合は…。
「AbemaTV『石橋貴明プレミアム』のようなネットテレビを中心に活動せざるを得ないでしょう。もしくはユーチューバーデビューも考えているようです」(前出のテレビ関係者)
将来のライバルは江頭2:50か…。まさかそんな時代がくるとは本人もファンも思いもしなかっただろう。