「小川は出産直前まで働いて、その後しばらく産休を取り、復帰したい考えのようです。別にそれ自体は普通の企業として問題ないと思いますが、テレビ界としてはどうか。結果がすべてですからね」(テレビ雑誌編集者)
小川は昨年3月末にテレビ朝日を退職。6月に早くもライバル局であるTBSの看板ニュース番組『NEWS23』に登場する“離れ業”をやってのけた。
「テレ朝の晩年などはネットTVに回され、ケンドー・コバヤシなどと品性に欠ける司会をやらざるを得なかった。それがイヤで後ろ足で砂をかけるように辞め、TBSに走った。TBSとしてもテレ朝の人気アナであった小川を、のどから手が出るほど欲しかったのです」(同・編集者)
小川はテレ朝の看板『報道ステーション』の進行役として活躍。反テレ朝的な発言が目立ち、ネットTV行きになったとされる。
「それまでの『NEWS23』はTBS出身の雨宮塔子がMCでしたが、視聴率は3〜5%と低迷。雨宮がバラエティー出身だからダメだと判断され、ニュース出身の小川を抜擢したという経緯がウワサされました。小川はテレ朝の顔の1人でした。TBSもMCで起用すれば、目玉になると読んだ。もともと『報道のTBS』がウリですから、小川の“実績”は願ったりかなったりの存在でした」(週刊誌記者)
しかし待望の小川を起用したものの、視聴率は振るわず。今もって3〜5%。2%台も囁かれ、逆に「雨宮の方がマシだった」の声も出る始末。
「反自民や女性問題に固執して、しゃべりには全然笑顔がなく、見ていて疲れる。23時台のニュースでは癒やしのような柔らかさが必要なのに、ギスギス感の方が強い。昨年末あたりかから『もって1年』という声がありました」(同・記者)
そんな状況下、TBSにとって渡り船なのが彼女の妊娠。
「いずれにしても彼女は近く産休に入ります。それを理由に、降板に持っていくでしょう。同局は表向き『本人と相談しながら復帰の時期を考えたいと思っています』などとコメントしてますが、彼女だって視聴率不振で切られるより“妊娠降板、子育て”なら格好もつく。視聴率が出ないのですから、結局は納得して降りるでしょう」(女子アナライター)
テレ朝と違い、TBSとは円満決別となりそうだ。