新型コロナウイルスによる感染防止のためにイベント開催の“再検討”を呼び掛けた政府の曖昧な対応について、《なぁなぁ、で結局のとこライブとかイベントはやっていいの?あかんの?どっち? やっても怒られて、やめても怒られる… そろそろ政府でちゃんと決めてほしい… 「自己責任」は無責任ッスよ…》と、主催者として戸惑いを見せた。
これに、ファンからは、
《国民の命は後回しってことをコレで学ばせてもらいました!!》
《判断力と決断力を問われる難しい局面ですね。さまざまな思惑や意見があるとは思いますが……。やらないリスクよりもやるリスクの方が大きいのではないかと思います》
《確かに政府は無責任です。ガツンと中止か延期命令を出すべきです。絶対今回は延期がよいと思います》
など、さまざまな意見が送られた。西川はその後のツイートで、
《中止や延期の補填も当然なく、開催して感染者を出せば関係者全員が、まず間違いなくメディアやネットで袋だたきに遭うでしょう。そもそも国が検査すらまともに把握できてないし、その検査も入院レベルの肺炎になってからじゃないと受けさせてもらえないので、熟考しています》
《一般の方は「やるも、やらぬも本人判断だろ」とお思いですが、会場は早くて2年前から手配が始まり、お客様を入れずとも多くのスタッフを危険にさらします。一律に後ろにスライドできるなら延期も即判断できますが、自己責任とされているので足並みはそろいません。保険もリスクを取って加入は難しいです》
と、あらためて熟考中であることを明かした。そして翌26日には、
《勘違いしてる人が多いので申し上げると、お金の問題よりもそれでなくてもコンサートインフラの問題は以前から叫ばれていて、延期にするにしてもどの会場も取り合いで日程が出せないのが一番の問題なんです。収支より楽しみにしてくださってた方々の思いにどうお応えできるかが最大の悩みです》
と、お金の問題ではないと断言。簡単に振り替え公演ができないという悩みを語った。
しかしその後、一転して3月にライブを延期すると発表。日程や払い戻し方法について決まり次第、告知をしていくという。
今回の新型コロナウイルスで西川の他にも『EXILE』や『Perfume』、米津玄師が公演中止をするなどあちこちに影響が出ている。経済活動に多大なダメージを与えそうだ。