鈴木は、昨年3月でこの役を“卒業”しているが、初代の女将は大麻取締法違反で逮捕された益戸育江(旧芸名・高樹沙耶)だった。“薬物疑惑”が取り沙汰され、突如、芸能界からいなくなった成宮寛貴を含め、ネットでは“相棒の呪い”などと揶揄されている。
結果的に、二代続いてスキャンダル女優を起用していたテレ朝は、三代目女将の人選に頭を悩ませているという。
「来年にも劇場版第5弾が公開されるとみられていますが、家族をとても大切にしている水谷は、鈴木を許さないはず。そこで三代目を起用する計画ですが、次は絶対“安全パイ”でなければいけません」(芸能記者)
こうした事情を踏まえ、2人の大物女優の名が挙がっているというのだ。
「1人は水谷の妻で、歌手活動も再開した伊藤蘭です。伊藤は、もともと女優としてのキャリアは十分で、以前から『相棒』への出演を熱望していたといわれています。もう1人は、水谷に気に入られている現在の“相棒”反町隆史の妻・松嶋菜々子だというのです。水谷と反町は家族ぐるみで付き合っていることもあり、松嶋の起用も現実味があるというウワサ。2人の身内なら、この大事な役を任せられるという判断です」(同・記者)
テレ朝の看板シリーズとなった『相棒』だが、ここに来て視聴率は下降気味。2月には11%台にダウンした放送回があったほどである。
「これまで4作が公開されている劇場版も、回を重ねるごとに話が難解になって興行収入がダウンしています。ただでさえ注目されている新しい女将役に、水谷さんか反町さんの奥様がキャスティングされれば、話題性としてはこれ以上ない。相棒人気V字回復の“起爆剤”になること間違いなしです」(テレ朝関係者)
現在放送中のシーズン18は3月で終了予定だが、最終回直前あたりで電撃的に新女将が登場し、劇場版に視聴者を誘導するというウルトラCも考えられる。
2人の妻が起用されたら、「おや? 妙ですねぇ」では済まない大事件だ!