「このままでは早晩、視聴者が離れ、必ず打ち切りという話が出てくる。そうなる前に、なんとかこの危機を乗り切らなければならない。延命させるためには、大ナタを振るうしかないんです」(芸能プロ関係者)
今回、こうした危機を打開すべく日テレサイドが動き始めた。宮川大輔(47)がレポーターを務め、高視聴率を獲得してきた“祭り企画”の再開だ。
「この企画は番組を支える人気コンテンツだった。だが、’17年2月12日に放送された『カリフラワー祭りinタイ』と、’18年5月20日に放送された『橋祭りinラオス』でヤラセ疑惑が発覚。視聴者の信頼を裏切ったばかりか、BPOの勧告を受け、一時は番組自体の打ち切りも検討されたんです。しかし、“祭り企画”を中止にすることで、何とか世間の批判をかわすことに成功しました」(芸能記者)
日テレサイドは『イッテQ』を復活させるために、あえて封印したはずのパンドラの箱を開くという。
「これで視聴率が取れなかったら、打ち切りも覚悟の意気込みです。リニューアルのために日テレは3000万円を投入する。まさに勝負です」(事情通)
ところが、そんな日テレに、不運として降りかかっているのが、世界を震撼させている新型コロナウイルスのパニックだ。
「今後、海外ロケが基本、継続できない状態になるんです。コロナの勢いは中国全土を席巻し、アジア圏やロシア、果てはアフリカにも広まると見られている。『イッテQ』の高視聴率は海外ロケでキープされていた。まさに危機的状況なんです」(制作関係者)
果たして、日テレはこの危機を乗り切れるのか?