アカデミー賞の作品賞ノミネート作品から4本をオールナイトで試写。朝まで上映されることに、小田井は「これ映画と映画の間はどうなってるんですか? お手洗いとか行きたいですよね? 今から紙おむつを買いに行かないと」とコメント。LiLiCoは「純烈のお客さんじゃないから!」とツッコんだ。
続いて上映される映画の話に。『アイリッシュマン』について、LiLiCoは「海外の昭和の大スターが集結している感じ。カッコ良過ぎてずっと見ていられる。演技だけでクギ付け」と評した。
『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』については、小田井が「主人公って次女が多いよね」と指摘すると、LiLiCoが「間にいるのがいいのよ」と答えた。
スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーを主演に迎えて、とある夫婦が離婚に向かっていく姿を描いたヒューマンドラマ『マリッジ・ストーリー』。これに小田井は「(夫婦円満の秘訣は)夫婦によって形がある。僕たちの場合は、常に隣にいること。そうすれば多少の会話は勝手に生まれる。寝室や居場所が別だと、どんどん別々になっていく。一緒に並んでテレビを見ると、会話はなくてもお互いの温度や空気を感じる。たまに映画館に見に行くんです」と熱弁する。
さらに「実は映画館でこっそり指輪を渡したことがあるんです」と明かした。このサプライズについて、LiLiCoは「何の映画だったとか覚えているんです」と非常に印象に残ったそう。その一方で、張本人の小田井はそのときの映画を忘れてしまっていたようだ。
そして最後は、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが初共演した、クエンティン・タランティーノ第9回監督作品『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。
LiLiCoが「タラちゃん(タランティーノ監督)のハイウェイとかを止めての撮影とか、周りも『しょうがない』と認める映画愛で彼の色があるのはいい。あとブラットピットの筋肉は素晴らしい」と評すと、小田井は主演2人の若々しさを絶賛していた。
今年のアカデミー賞について、「今年はちょっと驚きたい。『1917』もいい。アジアか配信が取ると面白い。新しいことになってくれたら」と語っていたLiLiCoだが、その願い通り、韓国の格差社会を描いた『パラサイト 半地下の家族』が作品賞を受賞。外国語映画として史上初の快挙となった。