「2月1日の第1話は平均視聴率が5.2%。土曜深夜はあまり視聴率の取れないことが多い。その点でいけば、こんなもんじゃないですか。ただ、内容はイマイチな感じがしましたね」(テレビ雑誌編集者)
ドラマは1話完結。時計店を経営する美谷時乃(浜辺)は、1回5000円の成功報酬で事件の“アリバイ崩し”の仕事を考え始める。そこに県警捜査一課の管理官・察時美幸(安田顕)が赴任。2人は出会うが、その矢先、2人の目の前で男が車にはねられる事故が起きる。状況から考えて事故ではなく、事件と考え、察時は美谷にアリバイ崩しを依頼。美谷の推理が見事当たるという内容だ。
「ドラマの終わりには察時が、美谷に対して依頼したことを口止めするのですが、そもそもどうして警察が時計店経営の女の子に事件解決を頼むのか。そこからして安直な内容です。ドラマにしても無理がある」(同・編集者)
もっとも、第1話には見どころもあった。浜辺が入浴シーンを披露。湯舟から肩だけを出し、食事をするという奇妙なシチュエーションだ。
「浜辺ファンはネット上で『エロい』と大騒ぎです。浴槽の端から端に板を乗せてテーブル風にしてコロッケを食べるのですが、一方で『風呂で食べること自体、気持ち悪い』という声もありました。毎回、この入浴シーンをセクシーさの売り物にするとしたら、やっぱり変過ぎる気はしますね」(ドラマライター)
しかも、彼女の演技にも、またまた微妙な意見が浮上。以前から彼女は怪しいキャラで、特に「目がイッている」といわれてきた。
「ドラマでは思ったより顔全体の表情は豊かなのですが、よく見ると目だけは動きがない。笑った目や怒った目などがなく、一点を凝視しているようで、『目が怖い』と評判。彼女の顔がアップになると、目だけがオカルト系に感じるのです。ネット上では“恐怖目”ともいわれています」(同・ライター)
コメディーミステリーの触れ込みだが、大して笑えないようだ。