「松下奈緒主演の『アライブ がん専門医のカルテ』(フジテレビ系)、天海祐希主演の『トップナイフ-天才脳外医の条件-』(日本テレビ系)など、病院や医師を題材にしたものが6本もあるんです。“異例の事態”が起こっています」(番組制作会社関係者)
そのきっかけを作ったのが、米倉涼子主演の『ドクターX』(テレビ朝日系)シリーズだ。
「最近のヒットといえば、NHK朝の連続テレビ小説やキムタク(木村拓哉)主演のドラマなど、ごく一部。ほとんどがイマイチに終わっています。そこで“二番煎じ”でもいいから、『ドクターX』の向こうを張って医療モノをということで、このような状況になったというわけです」(同・関係者)
米倉が、「私、失敗しないので」が決めゼリフの天才フリーランス外科医を演じる『ドクターX』は、2012年にスタート。15年、18年を除き、昨年まで毎年10月期に放送されてきた。
「第1シリーズの19.1%以外、第5シリーズまで、すべて平均視聴率20%を超える“お化け番組”で、ドラマ界、いやテレビ界を席巻しました」(テレビ誌ライター)
ところが、昨年放送された第6シリーズは18.5%と、過去最低を記録してしまった。
「ドラマ不振のご時世で、18%台でも十分に大ヒットなのですが、どうも米倉の“ノリ”が悪いようなんです。テレ朝サイドとしては、今年の10月期も『ドクターX』第7シリーズをやりたいと考えているのですが、米倉がOKしていないようです。“もうそろそろ終わりにしたい。いいところで終わりたい。失敗したくない”というのが彼女の本音のようです」(芸能ライター)
このところ、芸能人御用達スーパーなどで、高級ワインを“爆買い”するのがよく目撃されている米倉。
「まさに“酒とバラの日々”を過ごしているようです。酔うと“恋愛ドラマをやりた〜い”と気炎を上げているようです」(前出の芸能リポーター)
連日放送される医療モノドラマに怒りのヤケ酒?